住宅ローンの繰り上げ返済を計算してみた
計算しても無意味だと思いつつも、住宅ローンと言う長い闘いについて考えてみた。
住宅ローンを組む場合、団体信用生命保険に入る。
この保険に入る事で、途中で亡くなった場合は返済が免除される。
というわけで、リターンを考えると返済期間は25年とかではなく、35年ローンに設定した方がいい。
とは言え、35年後に自分が返済能力があるのか?というのも考えるべきだ。
例えば、35歳でマイホームを購入すると70歳で完済になるが、普通に考えて70歳でローンを返していくのは大変です。
◆繰り上げ返済すべき?やめるべき?
色々言われているけど、住宅ローンを死んだ時の保険と考えれば繰り上げ返済しない方が良い。
でも、定年後に返済能力があるか?という面も考えないといけない。
お金の管理をキッチできる人で、定年後も貯金から返済します!という人は繰り上げ返済しなくてもいいが、そうでない人は繰り上げ返済しておいた方が安全な気がする。
何を持って安全か?というのも難しい話だが。
◆繰り上げ返済シミュレーション
繰り上げ返済の計算は銀行や下記のようなサイトでできます。
例えばの話、35歳でマイホームを購入して、定年の60歳までに完済しようとしたら、25年でローンを返さないといけない。
これがどのぐらい大変なのかを計算してみた。
借入金が3500万、4000万、4500万、5000万の場合で、10年後に1000万繰り上げ返済した場合の完済期間を計算してみた。
10年後に1000万だと、年100万貯めるイメージですね。
上の表から、例えば、4500万のローンだと、1000万の繰り上げ返済で返済期間は35年から約27年に短縮する事ができる。
1000万円払っても25年には到達できないという事が分かる。
ちょっと不思議だったのが、ローンの金額が500万違っていても、1000万の繰り上げ返済後の返済期間は1年程度しか変わらない点。
もっと差がでるのかと思ったが、そうではないようです。
あまり変わらないからと言って、沢山ローンを組んで良いわけではないと思うが。
次にターゲットを借入金4500万に絞って、返済期間25年を実現できる繰り上げ返済額を計算してみた。
下の表を見て分かるように、10年後に1250万を繰り上げ返済すれば返済期間を25年にすることができる。
10年後に1250万って結構大変だと思うのですが、これぐらいできないと返済期間を妥当な期間に短縮する事ができません。
◆まとめ
住宅ローンの繰り上げ返済を計算してみました。
借入金や繰り上げ返済のタイミングにもよるけど、何となく1000万前後の繰り上げ返済をしないと返済期間10年短縮というのはできないことが分かりました。
マンション購入者はスーモのアンケートに答えると商品券がもらえるみたいです。
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