家事をなくていい方法を模索するブログ

最近、家事の負担が大きくなりつつあるので効率化とか色々

住宅ローンと月々の返済額

◆不動産屋のチラシに書いてある返済額は正しいのか?

先日、大森海岸にあるしながわ水族館に行った時の話。

隣にタワーマンションを建設中で、ちょうどチラシを配ってたので受けると、

『シティータワー品川パークフロント』

と書いてありました。

70平米弱で、6000万前後。

価格が適正なのかは自分には分かりませんが、東京だとこのぐらいになるのだと思います。


今回はこのマンションが良い悪いという話ではなく、住宅ローンの月々の返済額の話。

チラシには約6000万の家を買った時の月々の住宅ローンの返済額が書いてありました。

どの不動産屋も似たり寄ったりですが、ざっくりこんな感じの計算。

『6000万で変動金利0.52%だと、月々の支払額は15.6万。』

『住宅ローン減税で年間40万返ってくるので、月々の支払額は12.3万だよ!』

この金額が高いか安いかは人によりますが、都心で家族で住むような賃貸なら10万を超えてしまうので、月々の支払額でみると返せそうな気がしてしまいます。

売る側は最安値に近い支払額を提示してくるので、この数値は嘘ではないですが、親切でもないです。

◆現実的な返済額を計算してみる

住宅ローンの金利は変動金利と固定金利があり、どちらも購入するタイミングで変わるので、2017/8時点の金利として、変動金利は0.6%、35年の固定金利を1.2%で計算してみます。

3000万、4000万、5000万、6000万の住宅ローンを借りた時の返済額です。

ローン 変動金利 固定金利
3000万 7.9万 8.7万
4000万 10.5万 11.6万
5000万 13.2万 14.5万
6000万 15.8万 17.5万

変動金利を選ぶのか、固定金利を選ぶのかは後回しにしますが、とりあえず、この数値に2万円前後(管理費+修繕積立金)を足した金額が月々の返済額と考えればいいと思います。

ローン 変動金利 固定金利
3000万 9.9万 10.7万
4000万 12.5万 13.6万
5000万 15.2万 16.5万
6000万 17.8万 19.5万

住宅ローン減税を考えれば、返済額は減りますが、固定資産税に消えたりするのでこれを当てにして返済額は計算しない方がいいです。

チラシに載っていた支払い額は約12万ですが、住宅ローン減税を考えず、固定金利にして、管理費+修繕積立金を加えると約20万になります。

この計算って大袈裟なわけではなく、現実的な金額だと思います。

◆最後に

数字の計算をすればするほどマイホーム購入から遠ざかってしまいそうですが、現実的な数値を知っておくのはよいと思います。

例えば、頭金1割を入れれば下記のような金額になります。

ローン 変動金利 固定金利
2700万 9.1万 9.9万  
3600万 11.5万 12.5万
4500万 13.9万 15.1万
5500万 16.5万 18万

月々の支払額が1万~1.5万ぐらい下がりました。

お金が出ていく財布は同じですが、最初に払って心理的な負担を減らすというのはありだと思います。

色々な計算をして、支払える額を考えていくのがよいと思います。



マンション購入者はスーモのアンケートに答えると商品券がもらえるみたいです。

↓↓↓