貯蓄額について考えてみる
先日、嫁が、
『我が家の貯蓄額も見直した方が良いんじゃない?』
と、珍しく真面目な意見を提案してきました。
調べてみると、お金のかかるイベントがなくても一年に一回ぐらいはお金の流れを見直した方が良いようです。
家庭によって状況は違うので、他人と比較してもあまり意味はないのですが、これをきっかけに適正な貯蓄額と言うのを調べてみました。
◆理想的な貯蓄額は?
手取りの20%ぐらいを貯金できると良いらしい。
手取りは税引き前の年収×0.8前後なので、貯蓄額は下記の式で計算できます。
『年収×0.8×0.2』
0.2は20%貯金した場合です。
年収別で計算すると、
年収300万なら年間48万、4万/月。
年収500万なら年間80万、6.7万/月。
年収700万なら年間112万、9.3万/月。
年収1000万なら年間160万、13.3万/月。
年収1200万なら年間192万、16万/月。
年収が500~700万ぐらいだと、年100万貯まる位のペースです。
もう少し頑張って30%貯金する事を考えると以下のようになります。
年収300万なら年間72万、6万/月。
年収500万なら年間120万、10万/月。
年収700万なら年間168万、14万/月。
年収1000万なら年間240万、20万/月。
年収1200万なら年間288万、24万/月。
年収が500~700万ぐらいだと、年150万貯まる位のペースです。
感覚的に、夫婦二人だけとか単身世帯なら頑張れば貯めれるのではないでしょうか?
◆平均的な貯蓄額
貯蓄が0の世帯も2、3割いるようなので、こういう場合は平均値ではなく、中央値で考えたほうがよいらしい。
中央値で考えると、大体、手取りの10〜15%が真ん中のようです。
15%で計算してみると、
年収300万なら年間36万、3万/月。
年収500万なら年間60万、5万/月。
年収700万なら年間84万、7万/月。
年収1000万なら年間120万、10万/月。
年収1200万なら年間144万、12万/月。
結構、現実的な金額になってきたのではないでしょうか?
スーモのフリーペーパーに載っていた年収700万なら月々7万前後という数値とも一致しています。
と言うわけで、人と比べてもあまり意味はありませんが、人並みを目指すなら手取りの15%と言うのを目標にしてみてはどうでしょうか。
ちなみに、今までの計算結果をグラフにするとこんな感じ。
◆貯蓄はいくら必要なのか?
子供が一人いると、2400~3000万かかるらしいです。
ただ、コンスタントに家計費からお金が飛んでいくだけなので、貯金とは別なのかな?と思っています。
ここでは老後に3000万必要という噂について調べてみました。
老後、それなりに豊かな生活をしたいと考えると、夫婦2人で30万/月程度必要らしい。
これを年金+貯蓄で補っていくイメージです。
そこから計算すると、65歳から85歳まで生きるとするとして、夫婦2人で年金とは別に2000万ぐらい必要なようです。単身世帯では1300万らしいです。
これに医療費や住宅のリフォームとかを入れて、3000万と言う数値になるらしい。
何となく、妥当な数値に感じました。
『それなりに豊かな生活』
というのがキーワードで、切り詰めればここまで必要じゃないと思います。
実際、65歳の貯金の中央値は1500万ぐらいらしい。
◆老後に3000万について考えてみる?
老後に3000万を計算してみた。
普通に同じ会社でずっと働いているサラリーマンなら、退職金は中小で1000万、大企業で2000万らしい。
とりあえず、1000万貰えるとして、残り2000万を貯める必要があります。
これを例えば、35歳から30年間で貯める事を考える。
2000÷30÷12=5.6万/月。
一月当たり5.6万円貯めないといけない計算になる。それも、老後のための費用として。
若いうちに終身保険とかに入り、医療費があまりかからないとして、貯金1500万を目標としてみる。
1500÷30÷12=4.2万/月。
これでも月4.2万円貯めないといけません。
少し生活を切りつめるとして、貯金1000万を目標としてみる。
1000÷30÷12=2.8万/月。
35歳ぐらいまでに月3万ぐらいの貯蓄型の生命保険にでも入っておけば、老後に1000万貯まる計算になります。
◆まとめ
今回は貯金について調べてみました。
人によって環境が違うので、すべての人に当てはまる話ではないですが、一般的に手取りの15%程度を貯金できると良いようです。
貯金ばかりしていても楽しくないかも知れませんが、将来のことを考えつつ、目標を決めて貯金するのがよさそうです。
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