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医療費控除の計算方法

年間10万円を超えた医療費に対しては、医療費の控除を受ける事ができます。

医療費控除を受けるとどの位お金が戻ってくるのか計算してみました。

◆当たり前だけど、そのままお金が返ってくるわけではない

医療費控除と聞くと、

『10万を超えた医療費がそのまま戻ってくるんじゃないか?』

と錯覚するかも知れませんが、世の中そんなに甘くないです。

10万を超えた分のある一定の割合が還元されます。

◆医療費控除の計算方法

計算に必要なのは年間の医療費の合計金額、自分の課税対象所得です。

課税対象所得は源泉徴収票で調べる事ができ、

『課税対象所得=給与所得控除後の金額ー所得控除の額の合計値』

で計算する事ができます。

 

最初に自分の課税対象所得から、何%還元されるのかを下の表で調べます。

沢山税金を払っている人はその分、還元される仕組みになっていて、例えば課税対象所得が300万なら10%、500万なら20%が還元されます。

課税される所得金額 税率 控除額
195万円以下 5% 0円
195万円を超え 330万円以下 10% 97,500円
330万円を超え 695万円以下 20% 427,500円
695万円を超え 900万円以下 23% 636,000円
900万円を超え 1,800万円以下 33% 1,536,000円
1,800万円を超え4,000万円以下 40% 2,796,000円
4,000万円超 45%

4,796,000円

 

次に年間の医療費から具体的な還元額を計算します。

例① 年間の医療費が20万、課税対象所得が300万の場合

 

 還元額は以下のような計算になります。

(20万ー10万)×0.1=1万円

この所得額だと、医療費が20万の場合は1万円が返ってきます。

医療費が15万なら5000円です。

医療費が30万なら2万円です。

年間の医療費が10万をちょっと超える位だと返ってくる金額も少額になります。

例② 年間の医療費が20万、課税対象所得が500万の場合

同様に、還元額は以下のように計算できます。

(20万ー10万)×0.2=2万円

医療費が20万なら2万円返ってきます。

医療費が15万なら1万円です。

医療費が30万なら4万円です。

年収が高い人は税金を沢山払っているので、その分、還元額も大きくなります。

夫婦共働きの場合、年収の高い方(課税対象所得が高い方)が申告した方が還元される金額も高くなる可能性があります。

◆まとめ

 

医療費控除の計算方法を調べてみました。

平均年収を400~600万ぐらいと考えると、目安としては10万を超えた医療費の大体10%~20%が返ってくると考えればいいと思います。

年間の医療費はなかなか読めないと思いますが、医療費が10万を超えそうな場合は領収書を取っておくのが良いと思います。

 

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